帆布トートバッグのレザーハンドルメンテナンス

オリジナル帆布トート(BCBG-C001)を使い始めて1年半ほどになりましたので、レザーハンドルのメンテナンス。

トートバッグのカシメを外してハンドルの底面、コバに保護剤を塗ります。
トコノールという商品が使いやすくて評判が良いのでコレ以外は使ったことがありません。

トコノールを塗る際、ガラス板を使って延ばすのが一般的みたいですが、私は写真のようにバターナイフを使っています。
※ガラス板も使ってみたいのですが、バターナイフと比べるとちょっと高価なので。

底面はバターナイフでパンにバターを塗るように延ばしていきます。
厚く塗りすぎないように、そして表面が平らになるように何度も撫でるように伸ばしていきます。
塗る際、私は一方方向に伸ばしていきます。(ケバを寝かせて平らにするため、往復するとネタ毛羽がまた起きてしまうような気がするので。)
後、一気に広い面にトコノールをつけてしまうと、乾いてきてしまうので、10cmくらい塗ったら、伸ばして艶出しして、また続きをやるって感じで進めています。

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レザーハンドルの雨シミ対処

折角のきれいなヌメ革に雨染みがついてしまった。
バッグに限らず靴や財布などヌメ革を使った製品ではよくあることです。
調べるといろいろ対処方法が見つかると思いますが、一番多いのは思い切ってたっぷりの水を含ませたウエスで湿らせるというものです。
そこで今回は、実際にビターキャッツ帆布製トートバッグ(BCBG-C001)を使って試してみたいと思います。

早速ですが、以下は2019年6月から私が実際に使っているトートバッグです。

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8月10日(土) BitterCats倉敷帆布トートバッグ販売を開始します

お待たせしました!
プロトタイプの製作から2年あまりの歳月を経てやっと販売開始までこぎつけました。
やっとという思いも込めて(8月10日)よりBitterCatsオンラインショップにて販売開始いたします。

バッグの形状や素材の選定に、実に2年余りの歳月を経てこのBitterCats倉敷帆布トートバッグ(BCBG-C001)は誕生しました。

現在は廃番となったシャトル織機を大切に使いながら織り上げられる生地は今や帆布生地の代表となった倉敷帆布8号を使い、革ハンドルはこちらもレザーいえば栃木レザーと言われるほど、日本を代表するブランド革を採用しています。
どちらも製法に拘り、作り手の思いのこもったすばらしい素材です。

当面は当ブランドのサンプル生産ラインでの製造になるため、生産個数に限りがございます。
ぜひ、この機会にこの当ブランド渾身作であるBitterCats倉敷帆布トートバッグ(BCBG-C001)をよろしくお願い致します。

 

トートバッグの口を閉じる方法について考える

帆布トートバッグ(BCBG-C001)の製品化に当たり、現在、課題として残っている以下の3点を中心に検討を続けております。

1.バッグの縁を閉じるドットボタンはたくさん物を入れた際に外れてしまわないか。
2.ハンドルの持ち手の部分は、ハンドルカバーがあったほうが良いのではないか。
3.ハンドル部は本体の側面から底まで縫製しているが、今回、外ポケットは設けない予定の為、縁の部分で縫製するほうがシンプルなのではないか。

今回は、この中からバッグの口を閉じる方法について考えてみたいと思います。

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使いやすいトートバッグとは

今回は、使いやすいトートバッグについて考えてみたいと思います。

普段あまり気にしたことはないと思いますが、家の中をよく見るといろいろな大きさや素材のトートバッグがたくさんあることに気づくと思います。

様々なトートバッグ

生地が薄くて軽いものから、小さいもの、革製品であったり、ナイロン製品だったりと多種多様のものが見つかると思います。
丈夫で出し入れが容易で、しかもたくさんものが入るのこと為、いろいろなシーンで使われている証拠だと思います。
せっかく、便利なトートバッグですから、どこにあるか探さないとわからない存在ではもったいないと思います。
そこで、使いやすいトートバッグとはどんなものなのか、トートバッグに求められる機能について考察してみたいと思います。

 

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